2020年2月、妻と2人でハワイに行きました。
HGV(ヒルトングランドバケーションズ)のタイムシェアを購入してから、実際に物件を使うのはこれが初めてでした。行き先はワイキキのホクラニ。「本当に使い物になるのか」という半信半疑の気持ちを抱えながら、飛行機に乗ったのを覚えています。
そしてこの旅行は、結果的にコロナ禍直前、最後の自由な海外旅行になりました。
ホクラニとは。部屋に入った瞬間のテンション
ホクラニ・ワイキキはヒルトングランドバケーションズが運営するワイキキ中心部の物件です。アラモアナセンターまで徒歩圏内、ワイキキビーチにも歩いていける立地にあります。
今回は1ベッドルームに3泊5日。部屋に入った瞬間、正直テンションが上がりました。これまで泊まったことのない広さだったからです。
ホテルの客室と決定的に違うのは、キッチンとリビングが付いていることです。冷蔵庫、コンロ、電子レンジ、食器一式が揃っていて、スーパーで食材を買ってきて部屋で食べることもできました。「ホテルに泊まる」というより「ハワイに住む」という感覚に近い。これがタイムシェアの本質だと、このとき初めて実感しました。
部屋の広さは1ベッドルーム+LDKで50〜55㎡ほど。日本のビジネスホテルの2〜3倍の広さです。ソファのあるリビングでゆっくりくつろげますし、ベッドルームは完全に独立しているので生活感がある。この広さが「住む感覚」をさらに強めてくれます。
ひとつ注意点として、ホクラニには洗濯機がありませんでした。HGVの別物件(沖縄・瀬底)には洗濯機が付いていて、長期滞在でも着替えを最小限にできてとても便利でした。物件によって設備が異なるので、洗濯機の有無は事前に確認しておくことをおすすめします。洗濯機があると、旅行のパッキングがぐっと楽になります。
部屋は街ビューでした。海は見えませんでしたが、ワイキキの街並みが眼下に広がります。立地が良い分、夜は観光客の声が少し聞こえてくることもありました。正直に書くと、カーテンをほとんど開けなかったのはそのためです。海ビューを希望する場合は予約時に指定が必要だと思います。
屋上にはプールがあります。ワイキキの街を見渡せる眺望は最高でしたが、2月は少し寒く、長時間は難しかったです。ハワイとはいえ、2月の屋外プールは覚悟が必要です。
なお、HGVの維持費や購入前の正直な話は別記事にまとめています。
→ HGVの維持費を全公開|リアルな年間コストを解説
→ HGV購入で後悔したこと4選|それでも続けている理由
コロナ直前という特別な時期
2020年2月といえば、ちょうど新型コロナウイルスの感染が世界で広がり始めた時期です。現地のハワイでは、当時はまだそれほど緊迫した空気はありませんでした。観光客も普通に歩いていましたし、レストランも通常営業でした。
帰国後しばらくして、世界が一変しました。あのタイミングでハワイに行けたのは、今思えば本当にギリギリだったと思います。その後、海外旅行ができない時期が長く続きました。
コロナ禍の数年間、HGVの維持費だけを払い続けながら「本当に続けていていいのか」と悩んだ時期もありました。それでも続けている理由は、このときの体験が根底にあります。
オアフ島一周ドライブが最大の思い出
今回の旅のハイライトはオアフ島一周ドライブです。オープンカーをレンタルして、島をぐるっと一周しました。レンタル費用は1日20,000円弱。決して安くはありませんが、この体験には十分な価値がありました。
アメリカは左ハンドル・右側通行です。最初は戸惑いましたが、30分ほどで慣れました。オープンカーで走るオアフ島の風景は格別で、ハワイの風を直接感じながらのドライブは、クローズドカーでは味わえない体験でした。
日立の樹(モアナルアガーデン)
「この木なんの木」でおなじみの日立のCMに登場する木が、モアナルアガーデンにあります。テレビで何度も見た木を実際に目の前にすると、その大きさに圧倒されます。写真スポットとしても定番ですが、実物のスケール感はやはり現地でしか味わえません。
ドールパイナップル農園
ドール社のパイナップル農園もオアフ島観光の定番です。広大な農園とパイナップルソフトクリームが有名で、観光客で賑わっていました。ハワイらしい開放的な風景が広がっています。
ノースショアで海亀に出会う
オアフ島北側のノースショアは、サーファーの聖地として知られるエリアです。ここで海亀を見ることができました。波打ち際に近いところでのんびりしている海亀を間近で見られたのは、想定外のサプライズでした。
ノースショアの海の透明度と波の大きさも印象的です。ワイキキとは全く違う、荒々しい自然の海が広がっています。
ジョバンニのガーリックシュリンプ
ノースショアといえばガーリックシュリンプです。落書きだらけのバスが店舗になっているジョバンニで食べました。バターとガーリックがたっぷりのシュリンプは、ハワイ旅行の定番グルメとして名高いだけあり、シンプルだけどやみつきになる味でした。
屋外のテーブルで食べるスタイルも含めて、ハワイらしい体験でした。
食事:ホテルより街の店で食べる
今回はホテルのレストランはほぼ使わず、街の飲食店で食べました。キッチン付きの部屋なのでスーパーで買い物して部屋で食べることもできる、というのがタイムシェアの強みでもあります。
買い物はABCストアをよく使いました。ワイキキのあちこちにあるコンビニ的な存在で、食料品からお土産まで揃っています。日本食を扱うスーパーもありましたが、価格はやや割高でした。現地の食材をABCストアで調達して部屋で食べるのが、コストと手軽さのバランスとしてちょうどよかったです。
ステーキはウルフギャング・ステーキハウスで食べました。ニューヨーク発の高級ステーキチェーンで、ワイキキにも店舗があります。熟成肉のステーキは肉の旨みが凝縮されていて、これまで食べたステーキの中でもトップクラスでした。ハワイに行くなら一度は行く価値があります。
アラモアナセンターにも何度か行きました。世界最大級の屋外ショッピングモールで、ブランドショップから地元のお店まで揃っています。ホクラニからも徒歩圏内なので、散歩がてら立ち寄れる距離感が便利でした。
ワイキキビーチにも入りました。正直に言うと、砂が少し粗くて足が痛かったです。日本の砂浜と比べると砂の粒が大きめで、素足で歩くと少し気になります。ただ、海の色・波・開放感は本物で、「海外ビーチリゾートに来た」という雰囲気は十分に味わえます。ビーチサンダルを持参すると快適です。
HGVオーナーとして泊まってみて
初めてHGVの物件を実際に使ってみて、素直に「買ってよかった」と思いました。
ホテルとの最大の違いは「住む感覚」です。キッチンがあることで、スーパーで買い物して部屋で朝食を食べる、という普通の生活ができます。3泊5日という期間だと特にこの感覚が強く、「旅行に来た」というより「しばらくハワイに住んでいる」という気持ちになります。
維持費を払ってでも続けたいと思える体験でした。ただ、正直に言うと購入までの過程や維持費については別途考えるべきことも多くあります。その話は以下の記事にまとめています。
→ HGVはお得?元が取れる人・取れない人をオーナーが正直に解説
まとめ
- ホクラニはワイキキ中心部の好立地。キッチン・リビング付きで「住む感覚」の旅ができる
- 部屋は街ビュー。海ビューを希望する場合は予約時に要確認
- 2月の屋上プールは少し寒い。夏の利用がおすすめ
- オアフ島一周ドライブ(オープンカー・1日20,000円弱)が最大の思い出
- 日立の樹・ノースショア・ジョバンニのガーリックシュリンプはマストで行く価値あり
- 2020年2月はコロナ直前。結果的に最後の自由な海外旅行になった
- HGVオーナーとして初めて使った感想:「買ってよかった」と思えた旅だった
マリオット系のホテルでプラチナ特典を使った旅行記はこちら。
