HGVとは?タイムシェアの仕組みとポイント制度をオーナーが解説

「ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV)って何?」と聞かれても、オーナーになる前の私はまったく知りませんでした。

知ったきっかけは、新婚旅行でオーランドとニューヨークを旅行した帰り道。羽田空港でHGVの説明会への勧誘を受けたことです。最初は「なんだろう?」と思いながらも、「説明会に参加したらハワイ3泊無料宿泊券プレゼント🎁」という売り文句にまんまと釣られて(笑)、後日説明会に参加してみました。説明会で、初めてHGVのことを知ると、その日のうちに購入を決めていました。なお、この3泊無料宿泊券は「参加して購入しなかった場合」にもらえる特典のため、その場で購入した私は対象外でした(笑)。(ちなみにこの3泊無料宿泊券は「購入しなかった場合」にもらえる特典なので、その場で購入を決めた私は対象外でした)

あれから数年。今では「買ってよかった」と思っています。ただ、購入前にもっと仕組みをきちんと理解しておけばよかった、と感じることもあります。この記事では、私が実際にオーナーになってわかったHGVの仕組みとポイント制度の基本を、できるだけわかりやすく解説します。

目次

HGVとは

HGV(Hilton Grand Vacations)は、ヒルトンホテルグループが展開するタイムシェアリゾートのブランドです。日本語では「ヒルトン・グランド・バケーションズ」と表記されます。

タイムシェアとは、リゾート物件の「利用権」を複数のオーナーで分け合う仕組みです。イメージとしては、海外や国内のリゾート地に、短期間だけ使える別荘を持つような感覚です。ただし実際の別荘と違い、維持費は他のオーナーと分担するため、軽井沢などに別荘を1棟丸ごと購入するよりも購入費用を大幅に抑えられます。建物のメンテナンスも自分でする必要がなく、管理は運営会社が行います。

HGVの場合は特定の部屋・特定の期間に縛られず、ポイントを使って世界中のHGV物件を自由に予約できる仕組みになっています。これがHGVの大きな特徴です。

HGVの物件はどこにある?

HGVの物件は、主に以下のエリアにあります。

  • ハワイ(オアフ島・マウイ島・ハワイ島・カウアイ島)
  • アメリカ本土(オーランド・ラスベガス・ニューヨーク・サウスカロライナなど)
  • メキシコ(ロスカボス)
  • 日本(沖縄・小田原・京都)
  • ヨーロッパ(スコットランド・オーストリアなど)

私が購入したのはハワイの物件です。ただし、購入した物件以外のHGVリゾートにも、ポイントを使って宿泊できます。

HGVのポイント制度とは

HGVの仕組みの核心はポイント制度です。オーナーになると、毎年(または隔年)「HGVポイント」が付与されます。付与される量は、購入した物件に7泊できる分が基準です。私の場合はハワイ物件・隔年プランで、2年に1回、その部屋に7泊できる分のポイントが付与されます。

このポイントは購入した物件だけでなく、世界中のHGV物件に使えます。ハワイ物件を持っていても、沖縄・小田原・ラスベガスなど他のHGVリゾートに泊まることが可能です。ただし物件ごとに必要ポイント数が異なるため、購入物件より少ないポイントで泊まれることもあれば、足りないこともあります。また、付与されるポイント数は購入した物件・部屋タイプ・プランによって変わります。

ポイントで予約できる部屋はさまざま

HGVの客室はホテルタイプの客室から、キッチン・リビング付きのヴィラタイプまで幅広くあります。必要なポイント数は部屋の広さや設備、時期によって異なります。繁忙期や人気物件は必要ポイントが高く、閑散期は少ないポイントで宿泊できます。

ポイントは分割して使える

付与されたポイントは1回で使い切る必要はありません。たとえば7泊分のポイントを3泊+4泊に分けて、2回の旅行に使うこともできます。詳しくは隔年プランの記事でも触れています。

ポイントの繰越と前借り

使い切れなかったポイントは翌年に繰り越すことができますが、繰越には手数料が発生します。一方、翌年分のポイントを前借りする場合は手数料がかかりません。使い残しが出そうな場合は、繰越より前借りを先に活用するのが賢い使い方です。

毎年プランと隔年プランの違い

HGVには、ポイントが毎年付与される「毎年プラン(EY)」と、2年に1回付与される「隔年プラン(EOY)」があります。

項目毎年プラン隔年プラン
ポイント付与毎年2年に1回
維持費(付与年)毎年高額2年に1回高額
維持費(非付与年)少額発生

私は予算を抑えたかったため隔年プランを選びました。隔年プランの詳細はこちらの記事で詳しく解説しています。

維持費(管理費)について

HGVオーナーには毎年、維持費(管理費)の支払いが発生します。金額は購入した物件によって異なり、ドル建てで請求されるため為替の影響も受けます。

私の実際の維持費はこちらの記事で年ごとに公開しています。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

HGVを購入するとはどういうことか

HGVの購入は、不動産の購入に近い感覚です。一度買ったら基本的に持ち続けるもので、維持費も毎年かかります。「旅行のたびにお金を払う」のではなく、「権利を持ち続けることでリゾートを使い続ける」というイメージです。

私がコンラッド大阪での説明会でHGVの話を聞いたとき、「毎年ハワイに泊まれる権利を持てる」という点に強く惹かれました。実際に購入してみて、メリットもデメリットも両方あると感じています。

購入前に知っておきたかったこと、後悔したことはこちらの記事にまとめています。

まとめ:HGVはこんな仕組みのタイムシェアです

  • HGVはヒルトングループが展開するタイムシェアブランド
  • 購入するのは「不動産」ではなく「利用権(ポイント)」
  • ポイントを使って世界中のHGV物件に宿泊できる
  • 毎年プランと隔年プランがあり、維持費は毎年発生する
  • ポイントは分割使用・前借り可能(繰越は手数料あり)
  • 維持費・ポイント数は購入した物件によって異なる

タビカネでは、私自身のHGVオーナー経験をもとにした記事を順次公開しています。購入を検討している方、すでにオーナーの方の参考になれば嬉しいです。

▶ HGVの全体像をまとめて知りたい方はこちら:HGVタイムシェア完全ガイド|仕組み・費用・後悔まで現役オーナーが全部答える

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

旅金のアバター 旅金 40代会社員 / HGVオーナー / 新NISA実践中

40代会社員。ITバックグラウンドを持ちながら、マイル・クレジットカード・資産形成・旅行を軸に「お金と時間を賢く使う生き方」を実践中。HGVタイムシェア(ハワイ物件)オーナー。楽天証券で新NISAを活用しながら、数年以内のセミリタイアを目標に資産を積み上げている。このブログでは、実際の数字と体験をもとにしたリアルな情報を発信していきます。

目次