マリオットポイントはホテル宿泊とJALマイル交換どちらがお得?実体験と試算で比較

マリオットアメックスでポイントが貯まってきたとき、「ホテル宿泊に使うべきか、JALマイルに交換すべきか」と迷う方は多いと思います。この記事では、1ポイントの価値をもとにどちらが得かの判断基準と、さまざまなケースの試算結果、そして実際の鹿児島旅行での判断を書きます。

目次

まず結論:使い方によって1ポイントの価値は大きく変わる

🏨 ホテル宿泊に使う場合

  • 1ポイント:0.8〜2円以上
  • 高級ホテルほど価値が上がる
  • リッツカールトン・SW系:1.5〜2円超も
  • 単価の低いホテルは0.8〜1円程度

✈️ JALマイルに交換する場合

  • 1ポイント:約0.42円相当
  • 60,000P → 25,000マイル(ボーナス含)
  • 国内線なら1マイル2〜3円の価値
  • 実質還元率:最大1.25%
💡 私の判断基準:1ポイント1円以上で使えるかどうか
マイル交換では1ポイント約0.42円相当になります。ホテル宿泊でも1ポイント1円以下になるようなら、そのホテルにポイントを使うメリットは薄いです。1ポイント1円以上の価値が出るかどうかが、私の判断の分岐点です。

マリオットポイントをJALマイルに交換する仕組み

項目内容
基本交換レート3ポイント → 1マイル
まとめて交換ボーナス60,000ポイント → 25,000マイル(5,000マイルのボーナス付き)
実質還元率最大1.25%
最低交換単位10,000ポイント〜(3,000マイル)
反映までの日数約1週間

60,000単位でまとめて交換するとボーナスが付き効率アップします。少しずつ交換するより、貯めてから一気に交換する方が得です。

JALマイルの価値(JAL公式 2026年4月時点)

国内線(片道)

路線必要マイル現金価格の目安1マイルの価値
羽田〜鹿児島8,500マイル15,000〜30,000円約1.8〜3.5円
羽田〜札幌8,500マイル15,000〜30,000円約1.8〜3.5円
羽田〜沖縄9,500マイル15,000〜30,000円約1.6〜3.2円

✈️ 今回の鹿児島旅行:羽田〜鹿児島 往復2名分 = 32,000マイル+1,800円(クレカ払い)で取得しました。

国際線ハワイ(ホノルル):JAL直行便 実データ(2026年11月)

クラスJAL片道燃油等(片道)JAL往復合計(1名)
エコノミー20,000M参考値40,000M+燃油等
ビジネス100,000M46,000円200,000M+92,000円
⚠️ JALの国際線特典航空券は時期・空席状況によって必要マイル数が変動します。上記は2026年11月の実際の検索結果です。公式サイトで必ず確認してください。

ホテル宿泊に使う場合:ランクで価値が変わる

ホテルランク必要ポイント現金価格1ポイントの価値
低単価(シェラトン鹿児島など)26,000P約22,000円約0.85円 ×
国内中級(シェラトン都ホテル東京など)34,000P約68,000円約2.0円 ⚪︎
国内・海外高級(リッツカールトン・SW系)60,000〜100,000P10〜25万円1.5〜2.5円 ◎

実体験:シェラトン鹿児島は26,000ポイントで1ポイント約0.87円。1円を下回るので現金払いにしました。

マイル・ポイント vs 現金 お得判定ツール

航空券とホテルそれぞれについて、現金払いとマイル・ポイント払いを比較して最もお得な組み合わせを判定します。

✈️🏨 マイル・ポイント vs 現金 お得判定ツール

航空券とホテル、それぞれ現金払いとポイント払いを比較して最もお得な組み合わせを判定します

⚙️ 設定
1ポイントの価値を何円として判定しますか?
よく使う値:

ポイントをホテル宿泊に使う場合の価値を入力。この値によって判定結果が変わります。


✈️ 航空券の情報

クレカ払いで100円=3マリオットポイントが貯まります

マイル

燃油サーチャージ・空港税・システム利用料の合計


🏨 ホテルの情報(省略可)
P

入力すると「航空券をマイル払い+ホテルを現金払い」vs「航空券を現金払い+ホテルをポイント払い」なども比較できます

📐 計算ロジック
1
現金払いの実質コスト
現金価格 − (現金価格÷100×3×ポイント単価) = 実質コスト
💡 クレカ払いすると100円につき3ポイントが貯まります。そのポイントをホテルで使うときの価値(設定値)を差し引いた額が実質コストです。
2
マイル払いの実質コスト(航空券)
マイル数 × 2.4P × ポイント単価 + システム料 = 実質コスト
💡 60,000P→25,000マイル(ボーナス込み)なので1マイル=2.4ポイント分のコストです。
3
判定
💡 実質コストが最小の組み合わせが最もお得です。ポイント価値の設定を変えると結果が変わることがあります。

マイル交換が本当に得なのはどんなケース?

判定ツールを使ってさまざまなケースで試算した結果、「ビジネスクラスはマイル一択」とは言い切れず、ポイントをどこで使うかによって答えが変わります。

ケース判定理由
国際線ビジネスクラス(ポイントを保守的1.0〜1.2円で使う前提)◎ マイルが得差額10万円以上になることも
国際線ビジネスクラス(ポイントを高級ホテル1.5円以上で使う前提)× 現金の方が得ポイントの価値が高いほど現金払い+ポイント積立が有利
国内線・繁忙期(3万円以上)+ポイントを1.2円以下で使う予定⚠️ 条件次第現金価格が高いときだけマイルが得になるケースがある
国内線・閑散期(1.5万円以下)× 現金が得安い航空券にマイルを使うのはもったいない
ポイントを高級ホテルで使う予定がある× ほぼ現金が得ポイントの価値が高いほど現金払い+ポイント積立の方が有利

ハワイ往復ビジネス(実データ)のポイント価値別試算(1名)

ポイント価値設定マイル実質コスト現金実質コスト差額判定
保守的(1.0円)572,000円相当679,000円+107,000円◎ マイルが得
国内中級ホテル(1.2円)668,000円相当674,800円+6,800円◎ マイルが得
国内高級ホテル(1.5円)812,000円相当668,500円▲143,500円× 現金が得
海外中級ホテル(1.7円)908,000円相当664,300円▲243,700円× 現金が得
海外高級ホテル(2.0円)1,052,000円相当658,000円▲394,000円× 現金が得
ビジネスクラスでもポイントを高級ホテル(1.5円以上)で使う前提なら現金払いの方が得という結果になりました。自分がポイントをどこで使うかによって判断が変わります。上の判定ツールに実際の数字を入力して確認することをおすすめします。

鹿児島旅行:JAL航空券 vs シェラトン、どちらがお得だったか

✈️ JAL航空券(実際の選択)

  • 32,000マイル+1,800円(往復2名)
  • 現金価格の目安:60,000〜120,000円

🏨 シェラトン鹿児島(実際の選択)

  • 現金払い:22,564円
  • ポイント払いなら:26,000P(=0.87円/P)

シェラトン鹿児島:現金払いの判断は正しかったか?

ポイント価値設定ポイント機会コスト現金価格判定
保守的(1.0円)26,000円22,564円◎ 現金払いで正解
国内中級ホテル(1.2円)31,200円22,564円◎ 現金払いで正解
国内高級ホテル(1.5円)39,000円22,564円◎ 現金払いで正解
海外中級ホテル(1.7円)44,200円22,564円◎ 現金払いで正解
海外高級ホテル(2.0円)52,000円22,564円◎ 現金払いで正解

シェラトン鹿児島の1ポイント=0.87円は全設定(1.0〜2.0円)を下回ります。どの前提でも現金払いが正解でした。

JAL航空券:マイル払いの判断は正しかったか?

ポイント価値設定マイル実質コスト現金(低め)現金(高め)判定
保守的(1.0円)78,600円相当58,200円116,400円⚠️ 条件次第
国内中級ホテル(1.2円)93,960円相当57,840円115,680円⚠️ 条件次第
国内高級ホテル(1.5円)117,000円相当57,300円114,600円× 現金の方が得
海外中級ホテル(1.7円)132,360円相当56,940円113,880円× 現金の方が得
海外高級ホテル(2.0円)155,400円相当56,400円112,800円× 現金の方が得
JAL航空券のマイル払いが得かどうかは、実際の現金価格とポイント価値次第です。ポイントを保守的(1.0〜1.2円)で使う前提ならマイルが得、ポイントを高級ホテル(1.5円以上)で使う前提なら現金払いの方が得、という結果になります。

上の判定ツールに実際の現金価格を入力して、ご自身のケースで確認してみてください。

ただし、数字だけが答えではないとも思っています。現金を使わずにマイルで飛行機に乗れたという体験には、数字には表れない価値があります。「貯めたマイルで旅に出た」という満足感や、現金を温存できたという安心感は、人によっては十分にお得と感じるはずです。結局のところ、この天秤はその人の価値観次第だと思います。

私のポイント活用ルール(試算を踏まえた改訂版)

  1. 必ず現金価格とポイント価値を判定ツールで比較してから決める
    ビジネスクラスでも「マイルが得」とは限らない。必ず数字で確認する
  2. ポイントを高級ホテル(1.5円以上)で使う前提なら現金払いが基本
    高いホテルで使うほどポイントが貴重になるため、マイル交換は割高になりやすい
  3. ポイントを保守的(1.0〜1.2円)で使う前提のときだけマイル交換を検討
    国内線繁忙期・国際線で現金価格が高い場合は検討の余地あり
  4. シェラトン鹿児島のような単価の低いホテルにはポイントを使わない
    1ポイント1円以下になる宿泊には使わず、リッツカールトン系に温存する

まとめ:「ポイントをどこで使うか」で答えが変わる

実際の数字で試算してわかったことは、「マイルが得かどうかはポイントをどこで使うかによって真逆になる」ということです。ポイントを高級ホテルで使う前提なら、ほとんどのケースで現金払い+ポイント積立の方が得です。マイル交換が得になるのは、ポイントを保守的に評価している場合に限られます。

上の判定ツールに実際の現金価格・マイル数・システム料を入力して、自分のポイント価値設定で判断してみてください。

ただ、最終的には数字だけが正解ではないとも思っています。現金を使わずにマイルやポイントで旅に出られたとき、その体験には数字には表れない価値があります。「貯めたポイントでリッツカールトンに泊まれた」「マイルでハワイに行けた」という満足感は、計算上の損得とは別の話です。

そう考えると、私がたどり着いた一つのバランスは「ツールで計算して、マイル払いとホテルのポイント払いを比べ、どちらかお得な方にポイントを使う」という考え方です。どちらも現金を使わずに旅を楽しめる手段です。数字を参考にしながら、自分が「これは使う価値がある」と感じた方に使う。それがポイントとの一番いい付き合い方かもしれません。

ツールで計算しながらも、最後はご自身の価値観で判断してみてください。

※本記事の情報は2026年5月時点のものです。マイル数・交換レートは変更される場合があります。最新情報はJAL公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

旅金のアバター 旅金 40代会社員 / HGVオーナー / 新NISA実践中

40代会社員。ITバックグラウンドを持ちながら、マイル・クレジットカード・資産形成・旅行を軸に「お金と時間を賢く使う生き方」を実践中。HGVタイムシェア(ハワイ物件)オーナー。楽天証券で新NISAを活用しながら、数年以内のセミリタイアを目標に資産を積み上げている。このブログでは、実際の数字と体験をもとにしたリアルな情報を発信していきます。

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