結論から言います。私は2025年、ホテルに1泊しかしていないのに、プラチナエリートになりました。
「プラチナエリートって、年間50泊しないといけないんじゃないの?」
そう思っている方がほとんどだと思います。私も最初はそう思っていました。でも実際には、マリオットアメックスプレミアムカードを一定額以上使うだけで、宿泊ゼロに近い状態でもプラチナになれます。
ただし、2025年から2026年にかけてカードの条件が大きく改定されました。この記事では、私が2025年に達成した実体験と、2026年現在の最新条件を合わせて正直に書きます。
【重要】2025年の大改定について
2025年8月、マリオットアメックスプレミアムは大幅な仕様変更が行われました。主な変更点は以下のとおりです。
| 項目 | 改定前 | 改定後(2026年〜) |
|---|---|---|
| 年会費 | 49,500円 | 82,500円 |
| プラチナ達成条件(カード利用) | 年間400万円 | 年間500万円 |
| 無料宿泊特典の条件 | 年間150万円 | 年間400万円 |
年会費が49,500円から82,500円へ、プラチナ達成のカード利用条件が400万円から500万円へ——と、かなり大きな改悪です。
私は2025年1月〜12月の利用額が400万円に達し、2026年2月頃にプラチナエリート達成のメール連絡が届きました。旧条件(年間400万円)が適用されたプログラム期間(2025年)中の達成です。ここは正直に書いておきます。なお、私のカード更新月は12月のため、2025年の更新時点ではまだ旧条件が適用されていました。
新条件(年間500万円)が適用されるタイミングは、2025年8月21日以降に新規入会または更新した方からとなります。既存会員でも更新後は新条件が適用されますので、自分がどちらの条件に該当するかは必ず確認してください。
マリオットボンヴォイの会員ステータスとは
前提を整理します。マリオットボンヴォイには以下のステータスがあります。
| ステータス | 必要な宿泊数(年間) |
|---|---|
| シルバーエリート | 10泊 |
| ゴールドエリート | 25泊 |
| プラチナエリート | 50泊 |
| チタンエリート | 75泊 |
| アンバサダーエリート | 100泊+年間消費額条件 |
普通に考えると、50泊は相当ハードルが高いです。年に50泊するということは、ほぼ毎週1泊しているペース。出張族でもなければ難しい。
ところが、マリオットアメックスプレミアムには宿泊数をカード利用で積み増せる仕組みがあります。
カードのボーナス泊(エリートナイトクレジット)とは
マリオットアメックスプレミアムには、カード保有だけで毎年15泊分のエリートナイトクレジットが自動付与される特典があります。つまり持っているだけで15泊分が加算された状態からスタートでき、プラチナエリート(50泊)までの残りは35泊です。
さらに「マリオットボンヴォイ エリート会員資格取得プログラム」という特典があり、一定額以上のカード利用でプラチナエリートが付与されます。
- 2025年まで(旧条件):年間400万円の利用でプラチナエリート付与
- 2026年以降(新条件):年間500万円の利用でプラチナエリート付与
私は2025年中に400万円を達成し、宿泊数にかかわらずプラチナエリートが付与されました。
私の2025年の実績
正直に数字を公開します。
- 年間カード利用額:401万円(旧条件をギリギリクリア)
- 実際のホテル宿泊:1泊
- プラチナエリート達成:2025年12月
月換算で約33万円です。私の場合、日常の支払いをできるだけカードに集約しています。
- 公共料金・サブスク
- スーパーや外食
- ガソリン
- 仕事関連の経費(精算できるもの)
- 旅行費用(航空券・ホテル)
2025年は臨時出費が重なったこともあり、ギリギリ400万円をクリアしました。ただし2026年以降は500万円(月約42万円)が条件になります。一般的な会社員にとって、ハードルがかなり上がったのは事実です。
プラチナエリートの主な特典
「そこまでしてプラチナになる価値があるのか?」という疑問はもっともです。実際にシェラトン鹿児島(2026年4月宿泊)で受けた特典を例に挙げます。
① 朝食ブッフェ無料(2名分)
ウェルカムギフトとして朝食かポイントかを選択できます。朝食ブッフェ2名分は6,000〜10,000円相当なので、迷わず朝食を選択しました。和洋豊富で、目の前でオムレツを焼いてくれるライブクッキングも。7時以降は混雑するとスタッフさんに教えていただき、6時半に行ったらスムーズに入れました。こういう一言が嬉しいです。
② 客室のアップグレード
予約はデラックスルームでしたが、桜島ビュールームにアップグレードしていただきました。差額は10,000〜15,000円程度と思われます。窓から桜島のシルエットが見える部屋に無料で格上げしてもらえるのは、ステータスを持つ醍醐味です。
③ ラウンジアクセス
チェックイン後すぐは1時間待ちでしたが、空いたら電話で知らせてくれる丁寧な対応でした。ラウンジからの桜島の眺めが絶景で、鹿児島らしいさつま揚げとスパークリングをいただきました。
④ 駐車場無料(通常1,500円)
レンタカー旅行だったので、これも地味に助かりました。
宿泊費22,564円に対して、特典の合計価値は概算で2〜3万円相当。実質的に宿泊費がほぼ回収できる計算です。
2026年以降にプラチナを目指す方へ
率直に言います。
2026年以降の新条件(年500万円・年会費82,500円)は、かなり厳しい。
手取り40万円の私にとって、毎月42万円ペースでカード決済するのは、まず無理です。工夫しようがないレベルだと正直思っています。
500万円が難しい場合の選択肢も整理しておきます。
- プラチナチャレンジを活用する:3ヶ月間に有料で16泊以上宿泊するとプラチナが付与される裏技的プログラム。2026年も実施中との情報あり
- ゴールドエリートで満足する:カード保有だけでゴールドエリートは維持できます。アップグレードの可能性は下がりますが、基本的な恩恵は受けられます
- 他カードへの乗り換えを検討する:年会費82,500円に見合う利用頻度がなければ、別のホテルカードも選択肢に入ります
自分のライフスタイルに合ったステータスを目指すのが正解だと思っています。
まとめ
- マリオットアメックスプレミアムは2025年に大改定。年会費49,500円→82,500円、プラチナ条件400万円→500万円
- 私は旧条件(400万円)が適用された2025年中にプラチナを達成した
- 実際の宿泊は1泊のみ。カード利用だけで条件を達成した
- シェラトン鹿児島での体験では、特典価値が宿泊費22,564円を上回った
- 2026年以降の500万円条件は現実的にハードルが高い。プラチナチャレンジも検討の価値あり
旅行の頻度は高くないけれど、ホテルに泊まるときは質にこだわりたい。そういう方には、今でもマリオットアメックスプレミアムとプラチナエリートの組み合わせに魅力はあります。ただ、2026年以降は「本当に年500万円使えるか」を冷静に考えてから判断するのが良いと思います。
